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VANILLAさん
2010-12-19
作家さんにいろいろお話を伺って、ブログで紹介させていただこう!という、この企画。
今回は、先日の品川てづくり市に出店されていたVANILLAさんの登場です。
VANILLAさんは、木綿や麻素材で
手づくりの服や雑貨を制作されている作家さんです。

つくるのは、シンプルでちょっとかわいいもの。
丁寧に、愛情を込めて、1つ1つの作品をつくっていらっしゃいます。
やさしい感じの、ステキな服がいつも並んでいるのです。

服の横に、がま口たちも並んでいるのがわかりますでしょうか。
当店で取り扱わせていただいている青色のほかにも、いろいろな色があります。
今回は時期的に、あたたかい感じのする色が多かったみたいです。
さて、VANILLAさん。
前から伺いたかったことの1つに、名前の由来がありました。
「アイスクリームのバニラのように『定番』という意味があります。」
定番で、シンプルだけど、やっぱり好き! というか。
いろんな味のアイスクリームを食べちゃうけど、
やっぱり最後は定番のバニラ味に戻ってくる、みたいな。
そんなイメージなんだそうです。
「アイスクリームのバニラ」っていうのが絶妙な表現で。
なんだか、すごく納得です。
VANILLAさんが服飾関係の学校に通っている際、
ブランドイメージの構築の授業というのがあって、
そのときから決めていたそうです。
…ちょっと尊敬です。(←自分と比較して、勝手に反省してしまったw。)
VANILLAさんの作品は、その素材感がステキなものが多いなと思っていたので、
生地や素材から思い描いて作品を制作するのか、
それとも作品のイメージから生地や素材を探すのか、どちらですか?
と、伺ってみました。
お答えは、両方ある、とのことでした。
例えば、こちらのバッグ ↓ 。

生地を見つけて、こういうバッグにしようと思ってつくられたそうです。
ちょこんと付けられた松ぼっくりや、ディスプレイともよく合って、
とてもステキです。
VANILLAさんがつくられる雑貨には、がま口が多いような気がします。
「がま口は、つくるのが楽しくて。」
がま口は、形になったときに思いがけずふっくらしたりするのだそうです。
1個つくったら色や大きさを変えて…と広がっていくんだそう。
ちなみに、がま口にワンポイントとしてついているリボンの刺繍。
もともとリボンのモチーフがお好きで、ブランドイメージとも合うので
ワンポイントとしてつけるようになったそうです。
洋服に値段などを表記するためにつけているブランドタグにも、
手づくりの消しゴムはんこでリボンモチーフをつけているとのこと。
この、ブランドタグには手書きでお値段が書かれているのですが、
そのVANILLAさん手書きの文字が、実にかわいらしいのですよ!
VANILLAさんご自身も、手書きの文字も、ステキで、かわいらしくて。
こういう作家さんだからこそ、こういう作品ができるんだなぁと
いつも惚れ惚れしてしまいます。
こういう人になりたかった…(しみじみ)。
最後に、思い切って、今後のことについて伺ってみました。
現在、VANILLAさんはご主人と縫製工場を営んでいらっしゃるのですが、
将来は自分たちのお店を持ちたいね、とお2人でお話しされているのだとか。
お2人がつくった洋服をお店に並べるだけでなく、
セミオーダーを受け付けられるようにしたり、
ちょっとした教室なんかも開いたりして…と夢は膨らんでいるそう。
きっとステキなお店になるんだろうなぁ…
と、ファンの1人としては、今から楽しみです。
ご主人との作風の違いなんかも見てみたい! とか、
いろいろ想像してしまいます。
「VANILLAさんのお店がオープンしました!」
と、こちらのブログでもご紹介できる日が来ることを願って、
楽しみにしていきたいと思います。
そして、大事なお知らせです。
VANILLAさんから新しく、がま口を2点ご提供いただきました。
「がまぐち(中)」と「がまぐち(小)」です。
どちらもステキなんですよ。ぜひご覧ください。